米3月ISM製造業景況指数の予想(20/4/1)

日本時間2020年4月1日23時に発表を予定しています。

米3月ISM製造業景況指数の予想(20/4/1)

米3月ISM製造業景況指数の予想

米3月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2020年4月1日12時現在予想

本日の夜23時、米国3月ISM製造業景況指数が発表されます。
前月は予想を小幅下回る50.1で、ぎりぎり景況感判断の分岐点である50を守っています。今回の3月はコロナウィルスの影響で大きく下がる予想になっています。しかもレンジ下限は35まであり、もし40未満の結果が出ると相場には大きな影響がでそうです。

米3月ISM製造業景況指数の予想 2枚目の画像

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)
(チャート青色折れ線の黒い矢印が今回予想分)

青い横線は2014年以降の最低水準である47.2に引いています。2015年の50割れでも底値は48.2でしたので、今回の平均値は非常に悪化する予想です。
今日はこの数値前にADP社の3月民間雇用者数が発表(日本時間21時15分予定)され、予想は▼15万人(2月18.3万人)ですが、レンジは+9.5万人〜▼150万人と信じられないレンジ幅があります。先週の新規失業保険申請件数を勘案するとあながち想定外とは言えない予想になっています。今日の2つの指標は結果次第で株や為替に影響を与えそうです。

また欧米のPMI製造業指数の改定値が米ISM前に発表されます。予想は速報値から下方修正されています。過去の改定値はほとんど速報値に近いものだったので、先にユーロに影響が出るかもしれません。

米3月ISM製造業景況指数の予想 3枚目の画像

ユーロ圏及び米国の製造業PMI景況指数改定値(4月1日発表予定)


下図はドル円相場の日足です。ラインAの下抜け以降は各抵抗線とサポート抜けで大相場になっています。現在はCのサポートラインを月曜日に下抜け、当面の底値を探る流れとなっています。大きなサポートとしては107円00銭〜10銭、106円00銭、105円10銭〜20銭にあります。一方で上値は〇印の窓空けが109円60銭にあり、もし今週中にこの窓を埋めるとサポートラインCの上限111円20銭とラインDの111円70銭に抵抗線あります。今日の2指標で大きな動きになるかもしれません。

米3月ISM製造業景況指数の予想 4枚目の画像

ドル円日足

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