ドル円109円台前半で上昇一服 (11/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は109円台前半での推移。

ドル円109円台前半で上昇一服 (11/8午前)

ドル円109円台前半で上昇一服

8日午前の東京市場でドル円は109円台前半での推移。一時109.41まで値を上げる場面もありましたが、前日海外時間の高値109.49には届かずに反落、109円台前半で方向感を失い東京時間正午現在は109.20-25レベルでの取引です。
日経平均株価はザラバで今年の最高値を更新しましたが、ナバロ米大統領補佐官が米中の追加関税撤廃に関し「現時点で第一段階の合意条件として、関税撤廃の合意はない」と発言、前日比マイナスに転じる場面もありました。結局前場は前日比21円の小幅高で終了しています。

尚、今朝がた発表された、総務省の家計調査で本邦9月家計支出は前年比9.5%上昇、予想以上に消費増税前の駆け込み需要があったことが明らかになりました。比較的軽微と見られていた今後の消費への影響がやや懸念される状況です。

昨晩の海外市場では東京時間夕刻に伝わった中国商務省の、「米中が段階的な関税撤回に合意した」との発表に、正式な米側のリアクションはなかったものの市場は楽観ムードが支配し、欧米株価は上げ再開、米10年物国債利回りも1.96%台まで上昇しました。ドル円もこれに呼応する形で、一時5月末以来の高値となる109.49をつけました。しかし終盤になってロイターが「追加関税の撤廃にホワイトハウス内や外部顧問から反対論が出ていて最終決定されていない」と報じたことで各市場に巻き戻しが起こり、ドル円は109.30割れの水準でアジア時間につないでいます。

ドル円は米中の貿易交渉の進展と中国の追加関税撤廃合意発表への米国の正式リアクション待ち。テクニカルには当面の上値めどと目された年初来高値112.40起点のフィボナッチ61.8%(109.37)をすでに何度か上抜けており、下も109円が固いため上昇余地が大きく広がった状況です。
トランプ大統領からポジティブな発言が出れば110円を目指す展開となりそうです。

ドル円109円台前半で上昇一服

ドル円日足

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