ドル円 一時107円割れ 連日の米指標悪化で株連鎖安(10/3午前)

3日午前の東京市場でドル円は107円がらみの取引。

ドル円 一時107円割れ 連日の米指標悪化で株連鎖安(10/3午前)

ドル円 一時107円割れ 連日の米指標悪化で株連鎖安

3日午前の東京市場でドル円は107円がらみの取引。前日に続き昨晩も海外時間に発表されたADP雇用統計等の指標が悪く、ドル円はほぼ一方向の売り圧力にさらされNY時間は107.05の安値をつけました。
本日東京午前には一時106.97の安値をつける場面がありましたが、東京時間11:30現在はやや持ち直し107.15近辺で取引されています。欧米株価の大幅安を受けてリスクセンチメントが急速に悪化しており、日経平均午前は440円安と大きく値を崩しています。

連日の指標の不冴えに米景気の先行き懸念が強まり、昨晩NYダウは494ドルの大幅安。米長期金利も下げて、米10年物国債利回りは1.58%台とこの2日間で15ベーシスほども低下しています。今晩のISM非製造業指数、明日の雇用統計と週末にかけて米需要指標の発表が続くなか、にわかに指標の注目度が上がっており、今週末までボラティリティの高い状況が続きそうです。

テクニカルにはドル円は昨日の下落で90日線も割り込み、本日107.10レベルの基準線がらみ。一目均衡表の「雲」の上限が106.89にあり一旦はサポートしそうです。本日午後はアジアの株価の動向をにらみながら、ドル円が「雲」の上に踏みとどまれるか注目です。

ドル円 一時107円割れ 連日の米指標悪化で株連鎖安

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