ドル円膠着続く 午前は20銭程度の値幅(8/23午前)

23日午前の東京市場でドル円は106円台半ばで小動き。

ドル円膠着続く 午前は20銭程度の値幅(8/23午前)

ドル円膠着続く 午前は20銭程度の値幅

23日午前の東京市場でドル円は106円台半ばで小動き。午前中の値幅は106.40-62と20銭あまりと今週初からほぼ同レベルでの膠着状態。東京時間正午現在は106.55レベルでの取引です。

昨晩は米国の製造業PMIが予想外の50割れとなったことから、ドルがやや弱含む場面もありましたが、大きな動きとはなりませんでした。
テクニカルにも著変無く、下は106.03の転換線、上は本日106.77レベルまで下降しつつある21日移動平均線に囲まれたエリアでの横這いが継続しています。

市場は本日夜のジャクソンホールにおけるパウエルFRB議長の基調講演待ち。前日までは前回FOMC後の、米中関係の一段の悪化等による経済先行き不透明感の深化を背景に、更なる緩和を示唆する内容となるのではないかとの見方が大勢でした。しかし、昨晩カンザスシティー、フィラデルフィア両連銀の総裁が相次いで更なる金融緩和に否定的なコメントを発していることから、ややハト派的なコメントへの期待感が後退しています。
パウエル議長の講演は本日日本時間23時から。それまではドル円は現レベルでの膠着が継続しそうです。

ドル円膠着続く 午前は20銭程度の値幅

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