ドル円107円台前半 日経平均失速で円買いドル売り優勢(6/21午前)

21日午前の東京市場でドル円は軟調推移。

ドル円107円台前半 日経平均失速で円買いドル売り優勢(6/21午前)

ドル円107円台前半 日経平均失速で円買いドル売り優勢(6/21午前)

21日午前の東京市場でドル円は軟調推移。ドル円は午前中一時107.12の安値をつけ、11:30現在も107.15-20レベルの安値圏での取引、日経平均午前は42円安の21,420円で終了しています。
欧米の金融緩和期待による世界的株高の影響で昨日は本邦株も上げたものの、本日は勢いを失っています。
昨日午後の日銀政策決定会合後の記者会見で黒田総裁も必要に応じ追加緩和を行うと繰り返しましたが、あくまで質問した記者の誘導に応えた印象で積極的な追加緩和の意図は感じられず、株価、景気に配慮して、予防的な金融緩和措置に舵を切ろうとしているFRBやECBの姿勢に比べると、消極的な印象は拭えませんでした。

昨晩も欧米市場では買い安心感から主要株価指数が上昇する中で、日銀の下支えが期待できない本邦では、進行した円高が徐々に株価の重石となってきた印象です。
米長期金利の低下自体は一旦落ち着きつつあるものの、本邦だけが株安と円高のスパイラルに陥るリスクも皆無とはいえず、さらに何らかの理由で欧米株が崩れるような場合には一気に円高が進行する恐れもあり、警戒が必要です。

テクニカルには昨日と変わらず、ドル円は目先チャートポイントのないエリアを下降中。107円の節目と、最近の下降レンジの下限と、1/3のフラッシュクラッシュからの上昇の76.4%のある106円台半ばがわずかな足がかりとなっています。

ドル円107円台前半 日経平均失速で円買いドル売り優勢(6/21午前)

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