3. ドル円108円台前半に反落　豪ドル円の下げにつれ安（6/18午前）

ドル円108円台前半に反落　豪ドル円の下げにつれ安（6/18午前）

18日午前の東京市場でドル円は108円台前半に反落。

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ドル円108円台前半に反落　豪ドル円の下げにつれ安（6/18午前）

ドル円108円台前半に反落　豪ドル円の下げにつれ安

18日午前の東京市場でドル円は108円台前半に反落。
10時半に公表された6/4の豪州準備銀行の金融政策決定会合議事要旨では、0.25%の利下げを決定しつつも、今後の更なる金融緩和が適当となる可能性が高いとのコンセンサスが示されており、A$が主要通貨に対して急落、対円での下げも大きかったことから、ドル円での円買いに波及しました。A$円は一時74.11まで値を下げ11:45偏在も74.15レベルで取引されており、朝方108.50-60付近の狭いレンジで取引されていたドル円は108.35近辺で取引されています。

ただ、市場の関心は本日より開催される米FOMCによる米国の政策スタンスに集中しており、ドル円の下げは大きな動きとはなっていません。一時は30%に近い利下げ確率が出ていた今回のFOMCですが、さすがに現状では17%程度に低下。10年もの国債利回りも2.08%あたりで落ち着いており、今回利下げが行われることはほぼなさそうです。しかし、金利見通しやパウエル議長の会見でのトーンを確認してからでないと次のアクションは取りにくいことから、ドル円は20日未明の結果公表までは膠着状態が続きそうです。

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