下値懸念が強まるタイミング(2016年5月4日)

106.34レベルを維持する内は

下値懸念が強まるタイミング(2016年5月4日)

ドル円:5月4日のファンダメンタル分析

3日のアジア市場では豪中銀が予想に反して1.75%へと0.25%の利下げを行ったことから豪ドルが対ドル、対円で急落。豪ドル円の売りがきっかけとなってドル円も大幅安、欧州市場が始まる頃には105.55レベルの安値を付けました。ユーロドルもドル円のドル売りの動きに引っ張られて1.1616レベルの高値を付けましたが、それらがドル安値となり自律反転する動きとなりました。米財務長官が日本の為替政策に理解を示す発言とのニュースも出ましたが、これはこれまでの介入していない日本に対する理解と取るべきで介入に対して理解を示したということではありません。

ドル円:5月4日のテクニカル分析

ドル円は、テクニカルなターゲットが集中していた105円台前半をほぼ達成したことから、その後の反転につながっていますが、長期的な円高トレンドに変化は無く、戻しは4月28日日銀会合前の高値111.88レベルと3日安値105.55レベルの半値108.72前後がせいぜいではないかと考えられます。本日は連休の間であり米国雇用統計を控えていることから東京市場での動きは期待できません。雇用統計までのレンジとして、107.00レベルをサポートに、107.50レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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