米5月小売売上高予想(19/6/14)

発表予定は日本時間6月14日21時半です。

米5月小売売上高予想(19/6/14)

米5月小売売上高予想

米5月小売売上高予想

(今回予想2019年6月14日10時現在)
本日の米国経済指標は小売売上高の他に、鉱工業生産指数・ミシガン大消費者マインド指数等が発表されます。特にGDPの60%を占める小売売上高の動向が注目されています。

先月4月の米国小売売上高は予想+0.2%を大きく下回る▼0.2%になりましたが、今回はその反動と見られ、平均で+0.6%のプラスです。予想レンジもマイナスがありません。
しかしながら、除く自動車では平均+0.4%ですが、レンジはマイナス予想もあり、万一、マイナスになると米金利への影響が強まりそうです。

米5月小売売上高予想 2枚目の画像

米小売売上高(前月比ベースと6ヶ月移動平均線、赤い線はゼロ)

チャートを見ると移動平均線はやっと横這いを回復している程度で、2017年や2018年の移動平均線より低いことが解ります。
また、アトランタ連銀GDPナウは6月7日現在で+1.4%のGDP伸びで、前回4月小売売上高を入れた時点が+1.1%ですから、この間(約3週間)に発表された経済指標は上向きが多かったものの、さほど目をみはる数値の経済指標がなかったことになります。

米5月小売売上高予想 3枚目の画像

上記は本日発表の他の各経済指標の予想値です。(2019年6月14日10時現在)

今週のドル円は108円台で膠着状態を続けています。相場は4月24日高値112円40銭を起点としたドル安トレンドラインが107円10銭〜109円10銭レンジを形成しており、流れはドルの下値リスクが高くなっています。このレンジ間の107円80銭台で2度止まっているので、現在はこのサポートが強くなっています。もし切れればトレンドライン下限までの下値余地が広がります。上値は109円10銭〜20銭が非常に重くなっていますが、もし109円30銭を越えて終わると110円10銭にある抵抗線を試す流れに戻れます。
(2019年6月14日11:15、1ドル=108円29銭、1ユーロ=1.1278ドル)

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