米4月雇用統計関連指標の予想(19/4/26)

発表予定は日本時間4月26日21時30分です。

米4月雇用統計関連指標の予想(19/4/26)

米4月雇用統計関連指標の予想

米4月雇用統計関連指標の予想

(今回発表予想)4月26日15時現在

今回の予想値は上記になっています。
5月3日、恒例の雇用統計が発表されます。

米4月雇用統計関連指標の予想 2枚目の画像

失業率
…3月の失業率は予想(3.8%)通りの数値になりました。
4月予想も前月と同じ3.8%で、レンジは3.7〜3.8%と狭くなっています。尚、直近のFOMC予想では2019年の失業率は中間値で3.7%、レンジが3.6%〜3.8%です。
チャートのオレンジ線をみると、米国の数値は昨年9月以降3.7〜4.0%で横這いに推移しており、平均も3.8%ですので、今回の数値も予想通りなら驚く程の内容ではありません。3.6%以下、4.0%以上で要注意でしょうか。尚、ユーロ(青色)の3月失業率は4月30日(火)に発表予定で、2月は実績(7.8%)、3月の予想7.8%(レンジ7.7%〜7.8%)になっています。
チャートは本日発表された日本の2.5%を、黒線の右側は今回の欧州・米国失業率予想を加味しています。

米4月雇用統計関連指標の予想 3枚目の画像

非農業部門雇用者数(NFP)
…3月のNFPは予想18.0万人に対し、結果は僅か19.6万人になり、予想を上回りましたが、2月が2万人でしたのでその反動を含めての数値となっています。4月は18.1万人の予想で、エコノミストのレンジは16.0万人〜25.0万人と幅広くなっています。引き続き底堅い雇用環境を予想しています。尚、今回はまだADP社の結果も出ておらず、発表は5月1日水曜日(東京時間21時15分)になっています。3月12.9万人と非常に少ない数値でしたが、4月予想は18.0万人(レンジは16.0万人〜20.0万人)となっています。
NFPとほぼ同じ予想数値です。黒い線より右側が今回2つの予想数値です。チャートを見るとややNFP>ADPが続いています。もし両者が接近するのであれば、4月の数値はADP>NFPとなり、単月にして1.4万人の差を加味します。

平均時給
…3月の予想は+0.3%で、結果は+0.1%となり、NFPの大幅改善によるドル買いを打消しました。
4月予想は+0.3%で、前月よりは改善見込みです。この数値は小売売上高に繋がり、ひいてはGDPの個人消費項目に連結しますので重要な数値です。
尚、ドル円相場はISM製造業景況指数の記事をご覧ください。
(2019年4月26日16:30、1ドル=111円62銭、1ユーロ=1.1139ドル)

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る