ドル円、下値の堅さを確認するもイースター前で動意薄(4/19朝)

欧州勢参入後に一時111.76まで下げ幅を広げていた18日のドル円相場は、NY時間序盤にかけては、一時112.03まで上値を伸ばしました。

ドル円、下値の堅さを確認するもイースター前で動意薄(4/19朝)

ドル円、下値の堅さを確認するもイースター前で動意薄

海外時間の為替概況

欧州勢参入後に一時111.76まで下げ幅を広げていた18日のドル円相場は、@米3月小売売上高(前月比)が市場予想を上回ったこと(予想0.9%、結果1.6%)、A米3月コア小売売上高(前月比)が市場予想を上回ったこと(予想0.7%、結果1.2%)、B米新規失業保険申請件数が約50年ぶり低水準を記録したことを背景に反発に転じると、NY時間序盤にかけては、一時112.03まで上値を伸ばしました。しかし、イースター休暇を控え動意に欠ける中、その後は伸び悩む展開に。日本時間6時現在は112円付近で推移しております。

一方、ユーロドル相場は急反落しました。@ドイツ4月製造業PMIが市場予想を下回ったこと(予想45.0、結果44.5)、Aユーロ圏4月製造業PMIが市場予想を下回ったこと(予想47.9、結果47.8)、Bユーロ圏4月サービス業PMIが市場予想を下回ったこと(予想53.2、結果52.5)を背景とした「ユーロ売り」と、C市場予想を上回る米小売売上高を反映した「ドル買い」の影響から、ユーロドルは約2週間ぶり安値となる1.1227まで下落しました。引けにかけて持ち直すも上値は重く、日本時間6時現在は1.1230付近で推移しております。

ドル円のテクニカル分析

ドル円は一時111.76まで下落するも、200日移動平均線(111.52)や、一目均衡表基準線(111.50)にサポートされる形で反発に転じました。テクニカル的に見れば、上昇トレンド継続と整理できそうです。イースター休暇入りで市場参加者に乏しく、本日は動意に欠ける展開が見込まれそうですが、ドル円は3月以降、日足のトリプルボトム(逆三尊)を完成させており、中期的な視点で見れば、一段高も期待されます(添付チャートの青線部分)。水曜日に記録した年初来高値112.17を突破できれば、昨年12月20日高値の112.61を試す動きが強まりそうです。

ドル円、下値の堅さを確認するもイースター前で動意薄

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る