ドル円 ほぼ一方向で上昇
11日の海外市場でドル円は上昇。欧州序盤の111.05-10レベルからほぼ一方向で上げ東京時間7:00現在は111.55-60レベルでの取引です。
昨晩発表された3月の生産者物価指数は前年比+2.2%と事前予想+1.9%を上回り、また、新規失業保険申請件数も1969年10月以来の低水準となるなど好調な米指標にドル円は支えられた形です。
昨晩はまた、クラリダFRB副議長をはじめ多くのFRB関係者が講演やインタビューで発言しましたが、概ねFOMC等での公式見解に沿う内容で市場の手掛かりとはなりませんでした。
テクニカルには昨晩の上昇でドル円は再び1月初旬からの上昇トレンドに回帰、112円には達していないものの21日線200日線を上抜けてきています。ただ、相場に過熱感は感じられず、昨晩の上昇も一方向とはいえモデレート。本日は日中112円を試すことができるかに注目です。
ドル円日足
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