ドル円、底堅く推移するも米雇用統計待ちで伸び悩む展開(4/5朝)

4日の海外時間にドル円は底堅く推移。@NY時間に発表された米新規失業保険申請件数が約50年ぶり低水準を記録したこと、A一部米系メディアが、

ドル円、底堅く推移するも米雇用統計待ちで伸び悩む展開(4/5朝)

ドル円、底堅く推移するも米雇用統計待ちで伸び悩む展開

海外時間の為替概況

4日の海外時間にドル円は底堅く推移。@NY時間に発表された米新規失業保険申請件数が約50年ぶり低水準を記録したこと、A一部米系メディアが、現在ワシントンで開催されている中国の劉鶴副首相との通商協議後に、「米中首脳会談の実施」が発表される可能性が高いと報じたこと等がサポート材料となりました。ドル円は東京時間に付けた日通し安値111.33から111.65付近まで上値を伸ばし、そのまま高値圏で引けております。

一方、ユーロドルは軟調推移。@IFOやIWHなどドイツの5大経済研究所が同国の今年の成長率見通しを大幅に引き下げたこと(従来の1.9%予想から0.8%予想へ)、Aイタリア政府が同国の今年の成長率見通しを大幅に引き下げたこと(従来の1.0%予想から0.1%予想へ)等がユーロ売りを促しました。ユーロドルはアジア時間に付けた1.1250から1.1207まで反落し、1.1223付近でクローズしました。

また、昨晩は英ポンドも下げ幅を拡大させました。メイ首相はコービン労働党党首との協議を続けていますが、英議会の中で未だ離脱案が定まっておらず、欧州連合(EU)が再延期に応じるか否か不確実性が強いことが背景です。マクロン仏大統領やユンケル欧州委員長、カーニーBOE総裁は今週、「合意なき離脱リスク」の可能性を強調し、市場が同リスクを過小評価している点に警鐘を鳴らしました。英国情勢を巡っては4/12の期限まで予断を許さない状況が続きそうです。

ドル円のテクニカル分析

昨晩の上昇を受けて、ドル円は、@200日移動平均線(111.48、赤線)、A3/5高値と3/15高値を結んだ抵抗線(111.57、黒線)を共に突破しました。しかし、明確に上抜けできたとは言い切れず、本日の米雇用統計の結果次第では再び反落に転じるリスクも残されております。米雇用統計の前哨戦となる米ADP雇用統計は弱い数字で発表されましたが、昨晩は米新規失業保険申請件数が強い数字で発表されるなど、強弱入り混じる内容に本日の米雇用統計は一段と予測が難しくなりました。今晩の数字が市場予想を上回る結果となれば、3/15高値の111.91や、3/5高値の112.12への続伸も期待されます。一方、市場予想を下回る冴えない結果となった場合には、21日移動平均線111.05や一目均衡表基準線110.92への反落もあり得そうです。アジア時間は手控えムードから方向感に欠ける展開が予想されますが、海外時間は米雇用統計をきっかけに相場が一気に動意付く可能性もあり値幅に注意が必要です。

ドル円、底堅く推移するも米雇用統計待ちで伸び悩む展開

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