ドル円110円台後半 指標悪化で米株反落(2/22朝)

21日の海外市場でドル円は110円台後半の取引が継続。

ドル円110円台後半 指標悪化で米株反落(2/22朝)

ドル円110円台後半 指標悪化で米株反落

21日の海外市場でドル円は110円台後半の取引が継続。
昨晩発表された米経済指標のうちフィラデルフィア連銀景況指数、耐久財受注、製造業PMI、景気先行指数、中古住宅販売等などが軒並み悪く、主要米株価指数が高値圏から反落しました。
ただ、ドル円への影響は限定的で指標発表時に110.57の安値をつけたものの最近のレンジ内での取引が継続しています。市場はワシントンで昨日より行われている米中閣僚級貿易協議の行方を見守る動きとなっており、上下いずれにも大きは動きにくい状況です。

テクニカルな位置づけも大きな変化は無く、ドル円は緩やかな上昇トレンドの中200日移動平均線と21日移動平均線に上下をはさまれた形で安定しています。

昨日は米長期金利が上昇したことや、中国が米国からの農産物輸入を300億ドル拡大する提案をしているとの報道がドル円をささえたものの、12月小売売上高あたりから続く米経済指標の悪化は、米経済の先行不安を再燃させつつあり、12月の下げをほぼ取り戻しつつある米株式市場と、ドル円にとって今後の大きな懸念材料となりそうです。

本日この後8:30には本邦1月の消費者物価指数の発表があります。

ドル円110円台後半 指標悪化で米株反落

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