米1月ISM製造業景況指数の予想
(今回発表予想)2019年2月1日13時現在予想
発表は日本時間2月1日24時(=2日零時)を予定しています。
米(灰色)ISM製造業指数、ユーロ(青)と日本(オレンジ)PMI製造業指数
(こげ茶:50、緑線より右側は今回の米国の予想値、ユーロ圏改定値)
1月分予想数値は12月と同じ程度(チャートの○印部分)となっていますが、前回12月は58.0予想⇒結果54.1ですから、かなり先行き見通しは悲観的になっています。灰色の米国がユーロ圏を追う様に急落しています。
ISM製造業景況指数は50を境にして好不況を判断する指標として使われますので、まだ50以上をキープしている限りは危機的状況ではないと言えます。
米大手証券のアナリストは、下降を辿るISM指標は先行き経済にはあまり好ましいものではないが、50〜55を維持している限り、株式市場には好ましいものと捉えています。すなわち利上げ環境になく、50以上であれば経済の拡大を意味し、リセッションではないと分析しています。
但し、多くのエコノミストは1月PMIが驚くような下落を見せた場合には、製造業活動の縮小を意味し、将来はリスクが高い新たな過渡期に移行するかもしれないと述べています。
また、水曜日のFOMC以降は米利上げ先送りや年内利上げ回数の更なる減少を予想する向きが増えていますので、数値悪いと米金利低下に繋がり易く、為替にも影響で易くなります。
(2月1日 14:45 1ユーロ=1.1439ドル、124円54銭)
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