113台を維持できるか(2016年3月29日)

3月16日の戻り高値

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113台を維持できるか(2016年3月29日)

ドル円:3月29日のファンダメンタル分析

東京市場前場は前日と同様に仲値の実需筋によるドル買いに加え、株価が堅調な動きとなっていたこともあって113.69レベルまで円安が進行しました。しかし、後場以降は欧州市場がイースターで休場が続くこともあり動意薄、調整のドル売りも出ていたものの目立った動きは見られませんでした。NY市場に入り弱めの経済指標をきっかけにるこれまでのドル買いの調整が進み、特にポンドを中心として欧州通貨買いが目立つ展開となりました。ユーロドルもこれまでのもみあいを上放れ1.12台乗せ、ドル円もドル売りの動きとなったもののスピードの差からユーロ円も127円台に乗せてのクローズとなっています。

ドル円:3月29日のテクニカル分析

ドル円は、本日が期末応当日(スポット)となることで、本日以降の取引は徐々に減少しやすくなります。いっぽうで今夜のイエレン議長の講演、週末の雇用統計を前にした明日のADP全国雇用者数等、材料には事欠きません。実需筋を中心とした円売り(ドル買い)の動きと、ここまでの米国地区連銀総裁のタカ派寄り発言をきっかけとしたドル買いに対する調整(ドル売り)との落ち着きどころを探る展開となっています。欧州通貨の動きを見ている限り、上値追いは限定的と考えられ、本日は113.70レベルをレジスタンスに、113.00レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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