ドル円:12月9日のファンダメンタル分析
テーマ:FOMCの動向待ちのBOX相場の継続
足元で大きなイベントがない中、短期的にはドルが強い流れとの見方には変わりありません。
その根拠はやはり、日米の金融政策の方向性の相反があります。
近い将来、金利引き上げモードのFRBに対して、
依然、景気の力強さ、物価の上昇力、双方が未達の日本、
どうしてもドル円で見た場合には、円安・ドル高との判断になります。
ただ目先、大きなイベントがなく、12月のFOMC待ちの相場であると否定しがたく
それだけの材料では現状の高値圏の維持が徐々に難しくなってきています。
とはいえ、下値も限定的ではあるので、FOMCまでは122.50〜123.50のレンジで
横ばいと想定します。
やはり問題は、この12月のFOMCで、市場の多くが織り込んでいる様に、本当に利上げがあるのかどうか。
そして、一歩先を読むのであれば、その後、来年もその利上げが継続して行くのかどうか、それが今後のドル買い相場が継続するのか、そして125台を回復して、130を目指すのかどうかの判断の分かれ目となるでしょう。
ですので、今回のFOMCの後の流れが大切です。
ドル円:12月9日のテクニカル分析
ポイント:BOXレンジの中で、下値押し目買い継続
現状、目先短期的にはドル買いの相場が続いているとの見方には変わりありません、
同時に、ここしばらくは、相場に勢いがなく、動意が薄いので、上値の123.50と下値の122.50
に挟まれたレンジ相場となっています。
ただ、流れは上と見ているので、レンジの下の方に来たら引きつけて買い、レンジの上の方で売る
その繰り返しをしながら、相場が動意付くのを待っての様子見です。
上値目途は、123.50.ここを上抜けた場合は125.00を意識した流れでしょう。
下値目途は、122.98の日足の一目均衡表の転換線、その下に21日線の122.95が支持線となるでしょう。
今日のレンジは、引き続き122.50~123.50と見ます。
オーダー/ポジション状況
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