ドル円反落、弱い小売売上高で(3/15朝)

昨晩の海外市場でドル円は小幅反落、一時106.07まで下げ東京時間7:00現在は106.30近辺での取引です。

ドル円反落、弱い小売売上高で(3/15朝)

ドル円反落、弱い小売売上高で

昨晩の海外市場でドル円は小幅反落、一時106.07まで下げ東京時間7:00現在は106.30近辺での取引です。
昨晩発表となった米2月の小売売上高が予想に反し前月から0.1%減少、3ヵ月連続のマイナスとなり、市場を失望させました。
加えて米国家経済会議の委員長にトランプ大統領が保守派のクドロー氏が任命されたことで今後貿易戦争の激化が懸念されることも市場の警戒感を誘い、米株が下落。主要3指数はいずれも下げNYダウは前日比248ドルマイナスで終了しています。これを受けて米長期金利も低下、10年物米国債利回りは一時2.8%を割り込むなど、昨晩は全般的に米経済に対するネガティブな動きが広がりました。

ただ、いずれの市場も突っ走ることなく値を戻しており、市場は利上げが確実視される来週のFOMC以降に備える動きとなりつつあります。本日この後8:50からは本邦対外・対内証券投資の発表があります。

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