ドル円112円台で小動き(10/12朝)

11日の海外市場でドル円は112円台前半を中心に方向感なく推移しました。

ドル円112円台で小動き(10/12朝)

ドル円112円台で小動き

11日の海外市場でドル円は112円台前半を中心に方向感なく推移しました。
注目された9月のFOMC議事録は事前に市場が想定したほどタカ派名内容ではないとの判断。参加者の多くが中期的な経済見通しが大きく変わらない限り年内の追加利上げが正当化される」と指摘した一方で最近の物価低迷が一時的なものではないかもしれないとの懸念も表明、物価上昇率が2%に達するとの確信が持てるまで利上げを見送るべきだとの意見も見られました。
議事録公開後、90%を越えていた年内の利上げ確率は86%台まで低下、年内利上げは引き続き確実と見られるものの、今後の経済指標等の内容によっては利上げ見送りもありえない選択肢ではないとの見方です。

公開後のドルは全般的に弱含み、対ユーロでは1.186台までドル売りが進んでいますが、ドル円は北朝鮮情勢の沈静化や、連日最高値を更新する米株式市場をフィッシャーFRB副議長が「バブルとは思わない」と述べたことからリスクオンの円売りもあってまちまちの動きとなり、結果112円台での動きが継続することとなりました。

米国の年内再利上げの見方は引き続き揺らがないものですが、昨日までの既に確定に近い雰囲気からはやや後退、今週今日明日と続く物価指標の発表に注目が集まりそうです。
それまでの間は、北朝鮮等に動きがない限り112円台の動きが継続しそうです。
この後8:50からは本邦9月の企業物価指数が発表されます。

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