ドル雇用統計の好結果に一日分だけ急反発(17/8/4夜)

注目の米雇用統計では非農業部門雇用者増が20.9万人と事前予想18万人を上回りました。

ドル雇用統計の好結果に一日分だけ急反発(17/8/4夜)

ドル雇用統計の好結果に一日分だけ急反発

注目の米雇用統計では非農業部門雇用者増が20.9万人と事前予想18万人を上回りました。また、前月の22.2万人も23.1万人に上方修正。失業率も4.3%に低下。平均時給も予想をやや上回る前年比2.5%の上昇とほぼ満点の内容でした。

これを受けてドルは急上昇。対円で110.77対ユーロで1.1825といずれも約1日分の下落を取り戻した形です。

ドルは今週政治的にも経済的にも悪材料が続いた中で週末になってようやく最後に一矢報いた形となりました。しかしドルの戻りは限定的で22:30現在はドル円110.55、ユーロドルは1.1845とやや戻し、ドルの上値を深追いする雰囲気は皆無といえます。

米経済はアンカーとなっている雇用の堅調を維持、底なし沼へ沈む可能性は一旦は薄れました。今週はこれでほぼ終了、来週また仕切り直しとなりますが、ドルの戻りは限定的でやはり来週もドル軟調地合いには大きな変化はなさそうです。雇用統計の好結果を受け欧米株価はほぼ全面高となっています。

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