雇用統計NFP+222千でドル上伸(17/7/7)

注目の6月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数増が22万2千人と市場予想を上回りましたが、一方で失業率は0.1%上昇して4.4%、

雇用統計NFP+222千でドル上伸(17/7/7)

雇用統計NFP+222千でドル上伸

注目の6月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数増が22万2千人と市場予想を上回りましたが、一方で失業率は0.1%上昇して4.4%、賃金の伸びも前月比0.2%と予想を下回り全体的にはまちまちな内容となりました。
発表後ドル円は113.50-113.96の幅で乱高下、ユーロドルも1.1440と年初来高値に迫った後反落、22:30現在はドル円113.90レベル、ユーロドルは1.14を割り込む動きと、全般的にはドルが堅調な推移となっています。

前月非農業部門雇用者数が予想外に伸びなかった不安を今回払拭(前月分も15万2千人に改善)できたことから、為替市場はややドル買い株式市場も買いで反応しています。内容的には雇用の逼迫と完全失業率への接近、一方で思ったほど上昇しない賃金という従来の構図を再確認したに過ぎないとも言える内容ですので、為替も均衡点さえ見つければ過度のドル高進行とはなりにくいものと思われます。

また、今晩はこの後24:00に半期に一度のFRBの議会への金融政策報告書が発表されます。この報告書は通常はFRB議長の証言に合わせて公表されるのが慣例でしたが、今回は12日の証言より5日早い異例のタイミングでの公表となります。
これについてFRBは議員や国民に事前に目を通す時間を提供するためとしていますが、やや気になる動きでもあり、内容が注目されます。

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