ドル円:2月5日のファンダメンタル分析
東京市場こそ前日のドル急落を見て様子見姿勢が強まっていましたが、欧州市場に入ると前日同様に米国利上げ思惑後退の流れから再びドル売りが再開する展開となりました。NY市場に入り発表された経済指標も軒並み予想よりも弱い数字が続き、ユーロドルは1.1239レベルへと続伸、ドル円もユーロに引っ張られながら前日安値を更新する116.53レベルを付け、ドル安値圏でのクローズとなりました。
ドル円:2月5日のテクニカル分析
ドル円は、今夜の米国雇用統計を前に前日安値を下回り1月20日に付けた115.97レベルの年初来安値を視野に入れる展開となってきました。連日の弱い米国経済指標が気になるところですが、雇用統計でも弱い数字が出ると一波乱起きる水準にいます。ただ、日柄的には本日は変化しやすい時間帯にあり、予想の範囲内ということであれば、週末を前にした買い戻しが入りやすい地合いです。雇用統計まではさすがに動きがとりにくくなってくると思いますので、本日(雇用統計まで)は、116.50レベルをサポートに、117.10レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
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