雇用統計まだら模様(2016年2月5日)

先ほど発表となった米1月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を大きく下回る

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雇用統計まだら模様(2016年2月5日)

米雇用統計まだら模様でドル乱高下

先ほど発表となった1月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が15.1万人増と、予想の19万人増も12月の26.2万人増(修正後)も大幅に下回る結果となった一方で、失業率は予想の5.0%を下回り2008年2月以来約8年ぶりの低水準の4.9%となりました。

この結果を受けドル円は一旦は最も注目される非農業部門雇用者数の悪化より、ますます米国の利上げは遠のいたものとの連想から瞬間はドル売りで反応、一時116円28銭と今週の安値を更新しました。
しかし、その後は失業率の改善と、今週ドルを売り続けた筋の週末のポジション手仕舞いの動きから117円台を急速に回復するなどプライスが乱高下する値動きの荒い状態となり、徐々にドル買いが優勢に転じ現在は117円35銭近辺での取引です。

日経平均先物もプラスに転じるなど週末要因もあり、今のところは総じてリスクオフがさらに拡大する動きにはならずに済んだようです。

尚、同時に発表された12月の米貿易収支は433.57憶ドルの赤字と市場予想をやや上回る水準となりましたが、こちらは貿易収支の陰であまり材料視されませんでした。

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