110円台で底固めできるか
昨年に続き、政治不安が世界的にひどくなっていますね。
昨日、日本では籠池氏の証人喚問が大きく報道されました。
外国特派員協会での記者会見も行われ、この問題が海外でどのように受け止められるのか気になります。
さらに、英国でIS系の犯行であるテロが起こりました。国会議事堂の近くということで政治に対する反発という意味がありそうです。
昨年もEU離脱をめぐる国民投票前に女性議員が殺害されるなど政治に関する事件が続いています。
この件に関して、ポンドは特に動いていませんが欧州通貨の上値は中長期的にはそれほど大きくなさそうです。
直近のドル安の動きはそろそろ止まりそうな感じです。
ドル/円は110円台まで下落しましたが110.60円あたりで底固めができるかどうかがポイントです。
テクニカルで見ると111.60円を超えると底打ち感が強まり、再度114円あたりまで上昇していく可能性が高まります。
ドル/円だけでなく、ユーロ/ドルの動きも合わせて見ておきたいです。
中期的にはECBが出口戦略の議論を始めたという話もあり、マイナス金利の解除や債券購入の終了時期などがどうなってくるかを見ておかないといけません。
ユーロ/ドルの直近の動きは、2月初めの1.0830あたりの高値で勢いが弱まってきているので反落リスクが出てきました。
ユーロ/ドルは1.0700を割り込んでくると調整入りの可能性が高まるため買っている人は注意がいります。
オーダー/ポジション状況
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