材料難で動きはレンジ内に(2017年3月7日)

先週末は、相次ぐ米国の利上げ示唆を背景にドル/円、クロス円ともに高値トライの動きが強まりましたが週明けはレンジを超えることができずに反落しています。

材料難で動きはレンジ内に(2017年3月7日)

材料難で動きはレンジ内に

先週末は、相次ぐ米国の利上げ示唆を背景にドル/円、クロス円ともに高値トライの動きが強まりましたが週明けはレンジを超えることができずに反落しています。
週末の雇用統計までは材料難でレンジ内の動きにおさまりそうです。
日経平均も1万9600円あたりで上値が押さえられています。
ユーロ/ドルも先週末は大きく上昇しましたが勢いは弱まっています。
ドル/円だけでなく、ユーロ/ドルもレンジのような動きになっているため全体として方向感のない動きが続きそうです。
ユーロ/ドルは、1.050−1.065のレンジ内の動きになってきています。
週末までに一旦レンジの下値を試す動きが出るかもしれないので、ポジションを保有している人は下落に注意したほうがようでしょう。
ドル/円は113.50円を割り込むと112.80円あたりが下値のメド。
ここも割り込むような動きになってくれば再度111.60円トライの動きが出る可能性があります。

今日は米国で1月貿易収支の発表がありますが他には特に重要指標の発表はありません。
トランプ大統領は、中国、ドイツ、日本に対しての貿易赤字をなんとか改善したいと思っているので貿易赤字の金額が増えている場合、保護貿易の動きを強めるかもしれません。
政治、金融政策の両面からドルの動きを予想しないといけませんが年内の利上げは2回、もしくは3回となりそうですが期待が高まっているだけに見送りとなった場合の失望売りも想定しておきたいです。

           ユーロ/ドル4時間足

           ユーロ/ドル4時間足

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