ドル円:2月1日のファンダメンタル分析
金曜は日銀の金融政策決定会合においてマイナス金利が導入されることとなり、それを受け最初は消化しきれない部分もあり乱高下する場面が見られました。徐々に分析が進み市場に落ち着きも戻ってくると、日銀の期待通り株式市場、為替市場ともに上昇、これまでの下抜け懸念は遠のくこととなりました。海外市場では月末要因からユーロ売り(ドル買い)の動きもあり、週末クローズはドル円が121円台乗せ、ユーロドルは1.08台前半となりました。
本日は予想レンジはさらりとかくことにして、日銀のマイナス金利が為替市場に与える影響についてを考えてみます。
ドル円:2月1日のテクニカル分析
ドル円を考える際には今回のマイナス金利導入をしっかりと考えることとなりますが、これまでのQQEに効果が出にくくなっていることに加え、外部要因が大きいものの株式、為替市場とも不安定な動きとなってきたことを考え、それまではやらないと述べていたマイナス金利を導入しました。ただ、金融機関の収益を考量しこれまでの分は今まで同様に0.1%の付利、今後の自然増相当分は0%、更にそれを超える分はマイナスということとなります。果たして「それを超える部分」がどの程度、日銀当座から貸し付けや投資に回り、それが為替市場にどのような影響を与えるのかは、今後を見ていかないと明確には判断しかねる部分はありますが、ECBのここまでの動きが参考になることは間違いありません。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:上村 和弘
2024.10.29
ドル円見通し 衆院選での与党大敗で急伸、夜にかけての反落を切り返して153円台回復(24/10/29)
ドル円は、28日夜安値152.40円へ下落したが、米10年債利回りが上昇に転じたことで153円台前半へ戻している。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.10.29
ドル円、与党惨敗で一時153円台後半まで急上昇。日銀による利上げ観測後退が円売りを誘発(10/29朝)
週明け28日(月)のドル円相場は急上昇。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。