ドル円150円近辺、米雇用統計控え方向感に欠ける動き (12/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は150円を挟んでのもみ合い。

ドル円150円近辺、米雇用統計控え方向感に欠ける動き (12/6午前)

ドル円150円近辺、米雇用統計控え方向感に欠ける動き

6日午前の東京市場でドル円は150円を挟んでのもみ合い。朝方、150.08レベルで取引の始まったドル円は、149.87-150.28の狭いレンジでのもみあいに終始。今晩米国時間に米雇用統計の発表を控え様子見気分が強くなっており、調整主体で小動きです。東京時間正午現在は149.87での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場でここまでの上昇分に対する利益確定売りが優勢となり、主要株価指数が下落した流れを受けて売りが先行。情報技術系銘柄を中心にその後も値を下げる展開となりました。わずかにエネルギー連株がプラスを保ったものの全般的には売り優勢のまま続落し、353円安、39,042.59とかろうじて3万9千円台を維持して午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、新規材料難の中、東京時間に下落したドル円が米長期金利上昇につれ買い戻される動きとなり、米国序盤には150.70まで上昇しました。しかしその後は、仏政局不安が最大野党党首のルペン氏の態度軟化ともとれる発言にやや後退、対ユーロでドルが売られたこと等からドル円もつれ安となり、150.10台に反落してアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、本日午前中は再び一目均衡表の「雲」上限(149.98)を挟んでの動きとなっています。特段の方向感は見られず、ニュートラルな状況。
市場は今年最後となる今晩の11月米雇用統計の発表待ち。それまでは大きな動きは予想されず、午後は静かな取引となりそうです。

ドル円150円近辺、米雇用統計控え方向感に欠ける動き

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