米連邦公開市場委員会事要旨(12月13〜14日分)

注目されていた昨年12月13〜14日開催のFOMC議事要旨をFRBが公表しました。

米連邦公開市場委員会事要旨(12月13〜14日分)

米連邦公開市場委員会事要旨(12月13〜14日分)

注目されていた昨年12月13〜14日開催のFOMC議事要旨をFRBが公表しました。
それによると、ほぼすべてのメンバーがトランプ次期政権の財政刺激策に伴い、
米経済成長が加速し得ると考えていて、
利上げ速度が速まるとの見方も多いことが示されました。

発表後の市場の反応は、ドル円は売りが一時的でした。
FOMC議事要旨では
「幾人かのメンバーは今のところ緩やかな利上げペースが適切との認識を示した」
「財政政策により成長には上振れリスクがあると判断」
「下振れリスクにはドル高や海外の弱さが含まれる」
「強いドルがインフレを抑制と幾人かが判断」
「多くのメンバーがより速い利上げが必要となる可能性があると判断」
などと伝わり、発表後に一時117.10まで下押しましたが、その後ほどなく117.50台まで上戻しています。

ユーロドルは高値圏でもみ合いです。
発表前は1.0475でした。
FOMC議事要旨で「今のところ緩やかな利上げペースが適切と判断」との見解が示されると
ユーロ買い・ドル売りが入り一時1.04999と日通し高値を付けたものの、
「多くのメンバーがより速い利上げが必要となる可能性があると判断」との見解が示されたため上値は限られました。

結局ドルは売買が交錯。
FOMC議事要旨公表後に一時ドル売りで反応したものの、その動きは一時的でした。

因みにドルインデックスは上値の重い展開。
FOMC議事録公表を受けてユーロが一段高となるなど、ドル売りが意識されましたが、積極的に下値を追う動きにはなっていません。

米株式も、FOMC議事要旨の公表を受けて60ドル高と、米経済の先行きに対する楽観的な思惑が相場を押し上げています。

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