【本日の東京市場】
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株の底堅い動きなどが下支えとなり、144円半ばでのもみ合いが続いた。
昨晩の海外時間では、日銀が追加利上げに慎重との見方を受けた円売りが続いたほか、米5年債入札を控え長期金利が上昇したため連れてドル買いが強まり145円台に乗せる場面も見られた。ただ、米国株安に伴うリスク回避の円買いに押されて伸び悩んだ。
東京時間は横ばい推移となり方向感に乏しい相場付きとなった。東京株式市場は、売り一巡後の半導体株や日経平均が下げ渋るなど底堅い展開となったことも影響して、積極的なドルの売買は手控えられた。
ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:144円28銭
高値:144円87銭
安値:144円22銭
終値:144円63銭
ユーロ・円(日本時間8時―15時)
始値:160円50銭
高値:161円27銭
安値:160円43銭
終値:161円05銭
豪ドル・円(日本時間8時―15時)
始値: 97円90銭
高値: 98円55銭
安値: 97円85銭
終値: 98円42銭
ポンド・円(日本時間8時―15時)
始値:190円38銭
高値:191円37銭
安値:190円25銭
終値:191円13銭
日経平均(日本時間9時―15時)
始値:38119円95銭
高値:38401円15銭
安値:37970円20銭
終値:38362円53銭(前日比−9円23銭)
【本日の海外市場の重要指標】日本時間
18時00分、欧、8月ユーロ圏景況感指数、前回:95.8、市場予想:95.9
18時15分、欧、レーンECBチーフエコノミストが討論会に参加
21時00分、欧、8月消費者物価指数(速報、前月比)、前回:0.3%、市場予想:0.1%
21時30分、米、第2四半期実質GDP(改定値)、前回:2.8%、市場予想:2.8%
21時30分、米、7月卸売在庫(速報値)、前回:0.2%、市場予想:0.3%
21時30分、米、週次新規失業保険申請件数、前回:23.2万件、市場予想:22.9万件
23時00分、米、7月中古住宅販売成約指数(前月比)、前回:4.8%、市場予想:0.8%
28時30分、米、ボスティック・アトランタ連銀総裁が講演
※予定は変更することがございます。
【今晩の海外時間の見通し】
本日の海外時間は、21時30分に集中する米経済指標発表が売買材料となろう。GDPも注目だが、連邦準備制度理事会(FRB)は「雇用関連」への関心を高めていることから、週次新規失業保険申請件数に注目したい。
月次ではなく週次の経済指標ということでさほど重要視されていないが、8月1日はこの新規失業保険申請件数の想定以上の増加をきっかけにドル売り及び円売りポジションの巻き戻し圧力が強まる場面が見られた(同日発表された7月ISM製造業景気指数の大幅下振れも影響)。ドルインデックスは100.8水準と年初来安値圏で推移していることから、下の動きには警戒だ。来週のJOLTSやADP雇用者数、雇用統計の前哨戦として意識しておきたい。
テクニカルでは、8月5日の141円68銭で長い下影(下ヒゲ)からの反発を試していたが、20日移動平均線に頭を押さえられ反発は一服。日足の一目均衡表では、基準線、転換線ともに下向きとなっておりトレンドは弱い。今週は145円水準が上値抵抗として意識されており、「二番底」への警戒感は強いと言えよう。
今晩の海外時間では、ドル売り圧力が強まる地合いに警戒。上値メドは145円00銭、下値メドは143円50銭とする。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.22
ドル円、下落後に反発するなど底堅い動き。上昇トレンドの継続を想定(11/22朝)
21日(木)のドル円相場は下落後に持ち直す展開。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.21
東京市場のドルは154円台後半で推移、今晩も要人発言で上下に動く可能性アリ(24/11/21)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、時間外の米10年債利回りも上げ一服となったことでドルは一時154円台を付ける場面も見られた。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.21
ドル円 地政学リスクくすぶるも再びレンジの様相に(11/21夕)
東京市場は一転してドルが弱含み。とくに終盤下げ足を速めている。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.08.30
ドル円、良好な米経済指標を受けて一時145円台を回復。本日は日米の物価指標に注目(8/30朝)
ドル円は一時145.56まで上値を伸ばすも、米国時間午後にかけて反落に転じる動きとなりました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.08.29
ドル円 米指標など要注意だが、基本はレンジ内か(8/29夕)
東京市場はおおむねレンジ取引。144円半ば挟みで、珍しく方向性が定まらなかった。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。