ドル円145円台前半、イベントを前にレンジを切り下げつつ、収束傾向 (8/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は145円台前半を堅調推移。

ドル円145円台前半、イベントを前にレンジを切り下げつつ、収束傾向 (8/22午前)

ドル円145円台前半、イベントを前にレンジを切り下げつつ、収束傾向

22日午前の東京市場でドル円は145円台前半を堅調推移。朝方、145.21レベルで取引の始まったドル円は、序盤は144.85まで下値を試す動きが見られました。しかし、144円台での買い意欲は強く、日経平均株価、時間外の米長期金利の上昇等にもサポートされて145円台前半を買い進まれ、一時145.64の高値をつけた後、東京時間正午現在は145.45近辺での取引です。

日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が上昇した流れを受けて買いが先行、上げ幅は一時400円を超えました。しかし、金融株や円高進行を嫌気して輸出関連株等に売りも入り上値を抑えられ、239円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米労働省が2024年分の雇用統計の年次改定推定値を予定していた日本時間23:00に、何らかのトラブルでホームページでの公開が行われず、思惑からのドル買いに、ドル円が一時146.77まで急伸する場面もありました。尚、ホームページ更新前に個別の電話照会には回答していたとの報道もあり、情報伝達の透明性について一部で物議を醸す結果となっています。
遅れて発表された推定値は、3月までの雇用者数の伸びが81万8000人下方修正される結果となり、米長期金利の低下を伴いドル円も145円割れ水準まで下落。

更に、公表された7月のFOMC議事要旨では一部の参加者が7月利下げを妥当と考えていたことが明らかとなり、当初は思ったよりハト派な内容との見方が広がりました。いずれにせよ9月の利下げは確定的との見方が裏づけられ、公表後ドル円は下値を144.46まで広げる場面もありましたが、米長期金利は想定内の内容に公表後上昇に転じたことから、ドル円も後追いで反発。145.28でアジア時間につないでいます。

ドル円145円台前半、イベントを前にレンジを切り下げつつ、収束傾向

テクニカルにはドル円は、 昨晩の急反騰時も上値を転換線に抑えられ、146円台後半がレジスタンスとして意識される上値の重い展開となっています。取引レンジを144.50-148.00に下方修正させながら、明日の植田総裁、パウエル議長の発言を待つ形です。

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