ドル円 テクニカル週報(2024年5月第2週)

直近の週足は寄付き安値の陽線で切り返して上値余地を探る動きに転じています。

ドル円 テクニカル週報(2024年5月第2週)

上値余地を探る動き。153円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

直近の日足は前日足の上ヒゲ部分に実体を置く小陽線となりました。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、5/3に付けた151.87を直近安値として、反転・上昇に転じており、下値を切り上げる流れを維持しています。一方で、3/8に付けた146.48を基点とし、4/5に付けた150.81を結ぶ短期的なサポートラインからは下抜けた位置で推移しており、このトレンドラインの上値抵抗が週初は156円台半ばに、週末には157円台半ばに切り上げて来るため、これが上値抵抗として働く可能性があります。また、155円台を割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。

153円を割り込んで終えた場合は、短期トレンドが変化して、5/3に付けた151.87が底値であったかどうかを確認する動きへ。可能性が低いと見ますが、150円を割り込んで終えた場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化します。逆に158.50超えで終えれば4/29の大陰線の実体を上抜けたことにより、下値リスクがやや後退して再び160円超えトライの動きが強まり易くなります。日足の上値抵抗は156.40-50,156.90-00,157.70-80,158.30-40に、下値抵抗は155.40-50,154.60-70,153.90-00,153.10-20にあります。21日、120日、200日移動平均線は、155.02,149.09,148.73に位置しており、短・中期トレンドをサポート中です。

上値余地を探る動き。153円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

ドル円日足

一方直近の週足は寄付き安値の陽線で切り返して上値余地を探る動きに転じています。前週の大陰線の下げ幅の半分を切り返した格好で、ここからの上値追いも簡単ではありませんが、中期トレンドが強い状態を保っており、前週の急落地合いでも調整下げの範囲内に留まったことから、反落した場合でも153円割れで越週しない限り、下値余地も拡がり難い状態です。また、昨年12月に付けた140.25を基点とするサポートラインが今週は151.60-70に位置しており、これを割り込んで越週しない限り、中期トレンドは大きく変化しません。

上値余地を探る動き。153円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。 2枚目の画像

一方で3月第3週に付けた146.48を起点とする短期的なサポートラインを下抜けた位置で終えており、このトレンドラインが今週は157.30-40近辺に位置しており、これが週足の上値抵抗として働く可能性があります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は157.30-40,158.30-40,159.40-50に、下値抵抗は154.60-70,153.10-20,152.00-10,151.60-70にあります。全て下抜けて越週するか、値動きの中で150円割れを見た場合は“ドル弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなります。

上値は、159.90-00にやや強い抵抗が出来ていますが、これを上抜けた場合は156.10-20,156.40-50,156.90-00、157.10-20,157.70-80にある抵抗をどこまでクリアできるかトライする動きへ。全て上抜けた場合は、日足、週足の上値抵抗ポイントである158.30-40をトライする動きへ。下値は155.30-40、155.00-10にやや強い抵抗がありますが、155円台を割り込んで終えた場合は日足の形状が若干悪化して154.60-70,164.30-40,154.00-10の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きが強まり易くなります。153.60-70,153.10-20に一段と強い抵抗がありますが、全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、151.60-70の抵抗を下抜けて終えた場合や値動きの中で150円割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して144〜145円方向への新たな下落リスクが生じます。

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