ドル円手掛かり難、NYダウは連日史上最高値更新
ドル円小動き、ダウ上昇するも原油先物は反落
昨晩の海外市場でドル円は手掛かり難に114円挟みの小動きに終始しました。
米国の10月貿易赤字は輸出の減少で拡大しましたが、昨晩も製造業受注指数、耐久財受注等の米指標は予想を上回り、米経済の先行きに対する期待から米株は上昇を維持、ニューヨークダウは二日連続で史上最高値を更新して終値は35ドル高の19,251ドルとなりました。
一方今週末のOPEC、非OPECの会合での調整の不透明感から原油先物価格が50ドル台に反落、円にとっては方向感の出にくい流れとなりました。
ドル円今日も方向感は出にくいか
円以外では明日のECB理事会を控えてのポジション調整からポンド、ユーロが弱含みとなっており、100前後まで下落していたドルインデックスは100.45近辺まで上昇しています。
本日日中は午後二時から本邦景気動向指数が発表予定。
本日も手掛かり材料に乏しく方向感の出にくい展開となりそうです。当面の焦点は明日のECB理事会においての今後の緩和政策の方向性議論。本日日中は午後2時から本邦景気動向指数が発表予定。
エマージング通貨
オーストラリアドル
昨日予想通り政策金利を据え置きましたが、景気先行きについてやや楽観的な見通しが広がりつつあります、9:30に3QGDPが発表されます。
ニュージーランドドル
昨晩の乳製品の入札で前回から価格は3.5%上昇、イングリッシュ財務相が党首選出馬を表明したことで、突然の首相辞任の混乱は最小限に抑えられています。
南アフリカランド
昨日発表の7-9GDPは前期比年率+0.2%で予想を下回りました。製造業、貿易が落ち込む半面、鉱業生産は拡大。
トルコリラ
対ドルで3.44台まで反発、中銀が来年の経済見通しにつき楽観的な見通しを示したため。エルドアン大統領は先週国民に外貨預金を売却しトルコリラを買うよう呼びかけており、昨日もトルコとの貿易にはトルコリラを使用すべきである等と述べています。
オーダー/ポジション状況
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