東京市場のドルは150円水準でのもみ合い、要人発言等控えているがドルの凪相場は継続か(24/2/22)

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、株式市場で日経平均が史上最高値を更新したのを横目に、150円台20銭から40銭の小動き推移となった。

東京市場のドルは150円水準でのもみ合い、要人発言等控えているがドルの凪相場は継続か(24/2/22)

ドルは150円水準でのもみ合い、要人発言等控えているがドルの凪相場は継続か

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、株式市場で日経平均が史上最高値を更新したのを横目に、150円20銭から40銭の小動き推移となった。

昨晩の海外時間では、米長期金利低下に連れドル売りが優勢となったのち、米20年債入札が不調で米10年債利回りが4.32%台まで上昇に転じるとドル買戻しがやや強まった。

その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月30-31日会合分)で、時期尚早な利下げリスクに大部分の当局者が懸念を表明したことが明らかとなったが、想定線の内容だったこともあり為替への影響は限定的となった。

東京時間もドルの小動きは継続した。株式市場では日経平均が34年ぶりに史上最高値を更新したが、為替への影響は限定的。植田日銀総裁が国会答弁で「足元の物価動向については、デフレではなくインフレの状態にある」と「ややタカ派」の見解を示したが、こちらも影響は限定的となった。

ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:150円31銭
高値:150円47銭
安値:150円22銭
終値:150円29銭 

ユーロ・円(日本時間8時―15時)
始値:162円62銭
高値:162円94銭
安値:162円62銭
終値:162円82銭

豪ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:98円47銭
高値:98円69銭
安値:98円37銭
終値:98円61銭

ポンド・円(日本時間8時―15時)
始値:189円97銭
高値:190円24銭
安値:189円90銭
終値:190円04銭

日経平均(日本時間9時―15時)
始値:38508円07銭
高値:39156円97銭
安値:38508円07銭
終値:39098円68銭(前日比+836円52銭)

【本日の海外市場の重要指標】日本時間

17時15分、欧、2月仏製造業PMI(速報値)、前回:43.1、市場予想:43.4
17時15分、欧、2月仏サービス業PMI(速報値)、前回:45.4、市場予想:45.5
17時30分、欧、2月独製造業PMI(速報値)、前回:45.5、市場予想:46.1
17時30分、欧、2月独サービス業PMI(速報値)、前回:47.7、市場予想:48.1
18時00分、欧、2月ユーロ圏製造業PMI(速報値)、前回:46.6、市場予想:47.1
18時00分、欧、2月ユーロ圏サービス業PMI(速報値)、前回:48.4、市場予想:48.7
18時30分、英、2月製造業PMI(速報値)、前回:47.0、市場予想:47.4
18時30分、英、2月サービス業PMI(速報値)、前回:54.3、市場予想:54.1
21時30分、欧、ECB議事録(1月25日開催分)
22時30分、米、週次新規失業保険申請件数、前回:21.2万件、市場予想:21.7万件
23時45分、米、2月製造業PMI(速報値)、前回:50.7、市場予想:50.2
23時45分、米、2月サービス業PMI(速報値)、前回:52.5、市場予想:52.1
23時45分、米、2月コンポジットPMI(速報値)、前回:52.0、市場予想:51.7

24時00分、米、ジェファーソンFRB副議長が質疑応答
24時00分、米、1月中古住宅販売件数、前回:378万件、市場予想:395万件
25時00分、米、週次石油在庫統計、前回:1201.8万バレル、市場予想:380.0万バレル
27時00分、米、ボウマンFRB理事が講演
28時00分、米、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が経済見通しについて講演
31時00分、米、クックFRB理事が世界経済について講演
31時00分、米、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が経済動向及び2024年見通しに関する討論会に参加

※予定は変更することがございます。

【テクニカル分析】

日足ベースのドル・円は、雲上限を明確に上放れたほか、遅行スパンも雲を上抜けている。基準線も100日移動平均線を上抜くなどトレンドは非常に強かったが、9日移動平均線や転換線が追い付き日柄調整が続いている。

昨年11月以来の151円台を射程に捉えた格好だが、この水準より上は、政府・日銀による為替介入警戒が一気に高まることから必然的に上値は重くなる。短期的なトレンドは強いが、為替水準が強く意識されて方向感には乏しい。

円はドルに対して、16日以降、一日の値幅が1円未満のこう着相場が続いていることもあり、3カ月物の予想変動率は20日に年率8%台前半と昨年11月下旬以来の低い水準を付けている。仮に、予想変動率の低下によって円キャリートレードが活発化すると、円はユーロや豪ドルなどドル以外の主要通貨に対して安くなる可能性はある。

実際、豪ドルは昨年11月の水準を上抜き、節目の100円が接近するなど豪ドル高円安が進行している。また、NZドルも同様の展開となっており、カンタス通貨は既に昨年11月同様の円キャリートレードが活発化しているもようだ。

今晩の海外時間は、政府要人発言や製造業PMIなど重要な経済指標の発表が控えているが、これらを材料にドルが動意付くイメージはあまりない。ここまでくると、ドルは3月8日の2月米雇用統計発表まで凪相場が続く可能性もある。今晩の上値メドは150円70銭、下値メドは150円00銭とする。

ドルは150円水準でのもみ合い、要人発言等控えているがドルの凪相場は継続か

ドル円日足

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