ドル円、イベント通過後も127円台での取引続く
15日午前の東京市場でドル円は本日も147円台前半中心での小動き。朝方147.47レベルで取引の始まったドル円は、午前中147.34-52レンジで方向感なく推移。東京時間正午現在は147.49レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩海外市場で主要株価指数が軒並み上げた流れを受けて買いが先行。ほぼ全業種で上げて、445円の大幅高で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場ではECB理事会、8月米小売売上高、PPI等の重要イベントが相次ぎましたが、ECBは0.25%の利上げを実施したものの、声明文、ラガルド総裁会見ではハト派色が目につく内容となり、米小売利上げ高は堅調ながら、PPIのコア部分の伸び率は鈍化する、まちまちの内容となりました。これらはいずれもインフレのピークアウトと、景気拡大という楽観シナリオを否定はしない内容であったことから、株価が上昇。米長期金利、ドル円は方向感を失う結果となりました。
ドル円は海外時間も147.02-56と最近の取引レンジ内での動きに終始し、147.46レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはドル円は、昨日と変わらず。148円に頭を抑えられ、146.89の転換線、146.57レベル上昇中の21日移動平均線にサポートされた三角持ち合いの様相を呈しつつ、来週の日米金融イベント待ちです。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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