ドル円138円台半ば、高値からは反落するも底堅い推移が続く (5/19午前)

19日午前の東京市場でドル円は高値圏で小幅反落。

ドル円138円台半ば、高値からは反落するも底堅い推移が続く (5/19午前)

ドル円138円台半ば、高値からは反落するも底堅い推移が続く

19日午前の東京市場でドル円は高値圏から小幅反落。朝方138.72の昨晩最高値レベルで取引の始まったドル円は、米株先物、米長期金利が低下したことなどを背景に序盤につけた138.73レベルを高値に反落。一時138.28まで値を下げた後、もみあいに転じ、東京時間正午現在は138.41レベルで取引されています。

日経平均株価は、米債務上限問題への楽観から昨晩米市場で主要株価指数が急反発した流れを受け、買いが先行、円安進行も追い風となり、序盤に一時ザラ場での約33年ぶり高値30,924.57をつけています。その後一旦は利食い売りに前日終値付近まで圧されたものの、再びじりじりと買い上げられ、318円高の30,897円で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では発表されたフィラデルフィア連銀景況指数等の米指標が好調だったこと、米債務上限問題解決に関し昨晩も楽観的なコメントが続き、金融市場がリスクオンの地合いとなったこと等を受けドル円は欧州序盤の137.38レベルから米国時間終盤の138.74までほぼ一方向に値を上げる動きとなり、そのまま高値圏の137.70レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、一昨日からの上昇で、200日移動平均線をクリア。他の日足の主要テクニカルポイントもすべて下方向にあり、強いドル買い地合いです。ここから先のレジスタンスは、5/2高値137.77や5/11安値133.75を使って引き直した3/24からの上昇チャネル上限が本日139.34レベル、昨年の高値151.95から今年1/16安値127.23までの下げの半値戻しが139.59。一方サポートは超えてきた200日線が137.13レベル。
ただ、過去の例では90日線が200日線の下にある状況でドル円が200日線を上抜けた場合、ドル買いが1か月程度は継続するケースが多く、引き続きドル高方向のリスクが強い状況と言えそうです。

ドル円138円台半ば、高値からは反落するも底堅い推移が続く

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