引き続き米指標に一喜一憂する展開か(4/5夕)

5日の東京市場はレンジ内で一進一退。中国市場が休場となったことも影響したのか、全体的に動意は鈍かった。

引き続き米指標に一喜一憂する展開か(4/5夕)

引き続き米指標に一喜一憂する展開か

〇本日のドル円、131円半ばを挟んだトータル50ポイントほどのレンジ内で一進一退
〇NZ中銀、予想を上回る0.5%の利上げ実施。N$円、83円前後から84円手前へ短時間で1円近い上昇
〇米経済指標の不冴えの結果、気迷い商状で米指標など様々な要因に連日一喜一憂する展開
〇この後は、3月ADP雇用統計や同ISM非製造業総合指数などの米経済指標が発表予定
〇ドル高円安方向は本日東京高値をめぐる攻防に注目。抜けると132.30-40が意識
〇ドル安円高方向は、本日東京安値も近い131.20-25が最初のサポート。割り込めば130円台示現
〇欧米時間のドル/円予想レンジは130.90-132.30

<< 東京市場の動き >>

5日の東京市場はレンジ内で一進一退。中国市場が休場となったことも影響したのか、全体的に動意は鈍かった。

ドル/円は131.70円前後で寄り付いたものの、全体的に動意は鈍い。131円半ばを挟んだトータル50ポイントほどのなかで一進一退をたどっている。次の材料待ちの様相で、16時現在では131.50-55円で推移し、欧米市場を迎えていた。
そうしたなか、NZ中銀が予想を上回る利上げを実施したことで、一時NZドルが急騰。対円では83円前後から84円手前まで短時間で1円近い上昇も。

一方、材料的に注視されていたものは「米金融政策」と「ロシア情勢」について。
前者は、一昨日の米経済指標である3月ISM製造業景況指数などに続き、昨日発表された2月の製造業受注指数も予想を下回る結果に。また、通常であればあまり注目度の高くない雇用動態調査(JOLTS)が2年ぶりというレベルまで落ち込んだことも嫌気されていたようだ。どちらもドル売り要因に。ただ、その後の本日東京時間、前述したようにNZが「インフレ圧力の増大」を理由に、予想を上回る0.5%の利上げを行ったことで、米国についても同様の理由から利上げに踏み切るといった思惑が一部で台頭していたようだ。

対して後者は、北欧のフィンランドがついに北大西洋条約機構(NATO)へ正式に加盟した。米国などからも歓迎コメントが聞かれるなか、ロシアは強烈な不満を表明。外務次官からは「NATO拡大で北欧の安保は強まるどころか逆に弱くなる」といった捨てゼリフ的な発言も聞かれていた。一方、それとは別にミシュスチン首相が中国の李強首相と電話会談を行ったとされるが、李強氏からは両国関係について、「同盟も敵対もせず、第三国を標的にしないことを堅持すべき」などと一歩引いたようなコメントが聞かれていた。

<< 欧米市場の見通し >>

ドルは週初に上値トライを失敗。テクニカルにも移動平均の21日線や90日線などを上抜きかかるも出来なかったことで、昨日は続落している。本日東京でもドルは冴えない。ちなみにドルの次の下値メドは本日東京安値に近い131.20-25円。割り込むと1週間ぶりの130円台も。ただ、ここ最近は東京時間と欧米時間で、結果として逆の方向に動くことも少なくないだけに、あまり下値を追い掛けては買いたくない。
金融システム不安が後退、そして「OPECプラスの追加減産」を受けたインフレ懸念も米利上げ継続を支援しているが、一方でここ最近発表される米経済指標は冴えない。結果、気迷い商状で連日米指標など様々な要因に一喜一憂する展開だ。前述したNZ中銀の利上げを受け、「FRBも・・・」といった見方が一部で取り沙汰されているだけに、米指標良い内容なら再び楽観ムードが広がりドルが買い進められるか。

テクニカルに見た場合、ドル/円は週明けに記録した133.75円を目先高値に131円台前半まで2円以上の反落をたどっている。3月24日安値129.65円を起点とした短期上げ幅の半値押しはすでに下抜けており、次なるターゲットは61.8%押し(131.20-25円)。割り込むと131円割れも否定できなくなる。
対するドルの抵抗は東京高値の131.85円レベル、そして一目均衡表の先行帯の雲の下限が位置する132.30-40円か。
本日は米経済指標として、3月のADP雇用統計や同ISM非製造業総合指数などが発表される予定となっている。今週以降発表される米指標は冴えないものが多いだけに、本日指標も悪化するのか否かにまずは注目だ。場合によっては再び波乱要因に。また別途、「露・ベラルーシ首脳会談」のほか、IAEA事務局長が訪露し原発問題を協議するとも言われているだけに、ロシア情勢にも要注意だ。

そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは130.90-132.30円。ドル高・円安方向はまず本日東京高値をめぐる攻防に注目。抜けると132.30-40円が意識されそうだ。
対するドル安・円高方向は、本日東京安値も近い131.20-25円が最初のサポート。大きく崩れるイメージは乏しいものの、それでも割り込めば130円台示現か。

引き続き米指標に一喜一憂する展開か

ドル円日足

注:ポイント要約は編集部

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