リスク・オンの動き止まらず、ドル円7連騰で要注意
円ロング投げのポジション調整強まる
東京市場ではドル円、クロス円が底堅い動きを示してはいたものの動きは出ず、ドル円は102円台後半でのもみあいを続けました。欧州市場に入り、ポンドが1.2686レベルまで水準を切り下げるも、そこからは買い戻しが優勢な動きでNY市場入りとなりました。ADP全国雇用者数は予想よりやや弱かったものの、その後のISM非製造業景況指数がかなり強い数字となったことをきっかけにドルが一段高。特にドル円はポンド円をはじめとするクロス円の買い戻しが強まったこともあり、103.67レベルと東京安値から更に1円も円安水準となり強い地合いのまま引けました。
ドル円:10月6日のテクニカル分析
ドル円は、前日に102円近辺に位置していたレジスタンスラインを上回り、6月安値と7月高を上下の起点とするもみあいを明確に上抜けることとなりました。長期的には米国大統領選等のイベントもあり、大きなダマシになる可能性は残されるものの、短期的には円安に動きやすく押し目買いの流れへと転じています。高値の目途としては既に9月14日高値(103.36レベル)を上回ってきたことで、9月2日高値104.32レベルを視野に入れる展開となってきました。明日の雇用統計の結果によってはいったん下押しする動きも考えらえますが、それでもレジスタンスとなっていた102円水準が現状は強いサポートとなってくるでしょう。本日は円安が続いたこともあり小休止、103.65レベルをレジスタンスに、103.20レベルをサポートとする動きを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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