ドル円136円台に続伸、一目均衡表の「雲」をしっかり抜ければ再度上値追いも (8/19午前)

19日午前の東京市場でドル円は上値を拡大。

ドル円136円台に続伸、一目均衡表の「雲」をしっかり抜ければ再度上値追いも (8/19午前)

ドル円136円台に続伸、一目均衡表の「雲」をしっかり抜ければ再度上値追いも

19日午前の東京市場でドル円は上値を拡大。朝方、135.89の高値圏で取引の始まったドル円は、序盤は横ばいから失速気味で一時135.71まで下押したものの、9時になって日経平均が高寄りしたことや、米長期金利が上昇傾向を見せたことで急伸。7/28以来となる136円台に乗せ、一時136.37の高値をつけた後、東京時間正午現在は136.15レベルで取引されています。

日経平均株価は、前日欧米市場で円安が進行し、また、欧米主要株価指数も堅調推移したことから買いが先行し序盤には29,000円台を回復する場面もありました。しかし、次第に利食い売りに押され、一時前日比マイナス圏に沈んだものの買い支えられ、結局25円の小幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では欧州時間までは東京時間同様、135円を挟んでのもみ合いとなりました。しかし、発表された米指標が軒並み予想を上回る内容だったことに加え、本日もFRB関係者のタカ派発言の大合唱の中、ドル円は米国時間に135.90まで上昇、その後はやや不自然なくらい135.90でしっかり頭を押さえられ、そのまま高値圏でアジア時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は引き続き一目均衡表の「雲」の中での推移ですが、連日上昇している「雲」の上限にぴったりついていく形となっており、午前中は一時、本日136.31にある「雲」上限を上抜ける場面もありました。135.50レベルの21日移動平均線を足場にして、すでに年初来高値139.39から直近安値130.41までの下落の61.8%戻し135.95はクリアしつつあり、76.4%戻し137.27を抜ければいよいよ139.39も視野に入ってくる流れです。とりあえず午後以降は「雲」上限136.31との位置関係に注目です。

ドル円136円台に続伸、一目均衡表の「雲」をしっかり抜ければ再度上値追いも

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