ドル円138円台前半、イベント控え様子見継続か (7/20午前)

20日午前の東京市場でドル円は138円台前半でのもみ合い。

ドル円138円台前半、イベント控え様子見継続か (7/20午前)

ドル円138円台前半、イベント控え様子見継続か

20日午前の東京市場でドル円は138円台前半中心のもみ合い。朝方138.20レベルで取引の始まったドル円は、日経平均株価や米株先物の上昇を受けて9時台に一時138.37の高値をつけました。しかし、米長期金利が低下に転じると反落。一時137.92まで売り込まれたものの、137円台では買いが入り、再び138円台に戻し、東京時間正午現在は138.12レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米市場で株価の底打ち期待から主要株価指数が軒並み上昇したことを受け買いが先行、その後もほぼ一方向で上げ、637円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、ECB理事会での大幅利上げ観測からユーロの対ドルでの買戻しが強まり、ドル円にもドル売りが波及。ドル円は米国時間朝方にかけて、安値137.38まで下落しました。しかしその後は米主要株価指数が大幅に上昇したことなどを受けて持ち直し、138円台を回復してアジア時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は、昨日まで三営業日連続で上値、下値を切り下げたものの、転換線までで下げ止まり、高値圏での底堅さを維持しています。
市場は明日の日銀政策決定会合、ECB理事会、および来週のFOMCの結果発表待ち。明日は、日銀に関しては金融政策に変更が無いことの確認作業となりそうですが、ECBは俄かに0.5%の利上げ説が浮上し、やや落ち着かない状況になっています。すでに0.5%利上げをある程度織り込んで主に対ドルでユーロが買われていることから、0.25%の利上げの場合は反動のドルの買戻しが出る可能性もあります。その場合、昨晩の対ユーロでのドル売り局面とは逆の影響がドル円でのドル売りの形で波及、再び140円を目指す動きとなりそうです。いずれにせよ、今日のところは午後以降も様子見気分の強い状況が続きそうです。

ドル円138円台前半、イベント控え様子見継続か

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る