ドル円134円挟み、高値圏での横ばい後に小幅反落 (6/10午前)

10日午前の東京市場でドル円は高値圏から小反落。

ドル円134円挟み、高値圏での横ばい後に小幅反落 (6/10午前)

ドル円134円挟み、高値圏での横ばい後に小幅反落

10日午前の東京市場でドル円は高値圏から小反落。朝方、134.35レベルで取引の始まったドル円は、序盤はじり高推移し8時台に134.48まで上昇したものの、米株先物、米長期金利ともに冴えない動きとなったことから9時台に133.92まで反落。以後134.00を挟んでの一進一退となり、東京時間正午現在は134.08レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩ECB理事会で、予想通りとはいえ、ECBが金融引き締め加速の姿勢を示したことで欧米株が急落した流れを受け売りが先行。公益事業を除くほぼすべてのセクターで売られ、前日比397円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場ではドル円はイベント前のポジション調整等の動きに、欧州序盤に133.20まで下押ししました。しかし、ECB理事会直後に米長期金利が上昇したこと、いったん上昇したユーロドルが材料出尽くしで急落し、対ユーロでのドル買いがドル円にも波及したことから、ドル円は米国時間に134円台を回復。134.45まで上げて、高値圏で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨日一時反落するも、長い下髭を残してかろうじて陽線引け。上値下値も切り上げています。本日は午前中軟調推移したものの、下値は133.92までと限られむしろ底堅く、今のところドル高地合いが崩れているとは言えない状況です。
市場は今晩の米5月CPIの結果待ち。引き続きドルの上値試しとなりやすい環境ながら、CPIが不冴えに終わる等で、ドル円が昨日安値と、5月末からの上昇トレンドラインの下限がともに位置する133.20レベルを明確に割り込んでくる場合には、やや下押しが深くなる可能性があり注意が必要です。

ドル円134円挟み、高値圏での横ばい後に小幅反落

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