ドル円動意薄なるも底堅く推移、一時110.40まで上伸 (8/10午前)

本邦連休明け10日午前の東京市場でドル円は小動き。

ドル円動意薄なるも底堅く推移、一時110.40まで上伸 (8/10午前)

ドル円動意薄なるも底堅く推移、一時110.40まで上伸

本邦連休明け10日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。朝方110.29レベルで取引が始まったドル円は、午前中小動きに終始し、取引レンジは110.28-40とほぼ無風状態でした。ただし、高値110.40は7/27以来約二週間ぶりの水準と高値圏で底堅く、東京時間正午現在は110.35レベルで取引されています。
日経平均株価は、連休中の円安進行を好感して輸出関連株を中心に買いが入り、一時300円超あげて28,000円台に乗せました。しかし、その後時間外の米株先物が急落すると上げ幅を縮小、結局85円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では商品市況の不冴え、米長期金利の反落にドル円は米国序盤に110.03まで値を下げました。しかし、110円割れを踏みとどまると、米雇用関連指標の好調や、昨晩もFRB関係者が相次いでタカ派発言したことなどを受け、米長期金利、ドルともに持ち直し、110.34レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は週末雇用統計後のドル全面高の流れの中で21日移動平均線を上抜け、一目均衡表の「雲」の中を上昇中。直近のサポートは21日線のある109.93レベル、レジスタンスは一目均衡表の「雲」上限の110.73です。

予想以上に強めに出た先週末の米雇用統計以降、米国の早期テーパリング観測が再び強まっていて、米長期金利の上昇からのドル買い地合いに、ドル円も上方向のリスクが高めとなっています。一方で緩和政策の縮小は、株価に対してはマイナス要因。大崩れした場合は円高圧力となるため、午後以降のアジア株、米株先物動向には要注意です。

ドル円動意薄なるも底堅く推移、一時110.40まで上伸

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る