ドル円108円台後半で方向感に欠ける動き (5/11午前)

11日午前の東京市場でドル円は108円台後半での値動き。

ドル円108円台後半で方向感に欠ける動き (5/11午前)

ドル円108円台後半で方向感に欠ける動き

11日午前の東京市場でドル円は108円台後半での値動き。朝方108.81レベルで取引が始まったドル円は日経平均の大幅安を尻目に108.78-98レンジの小動きに終始。東京時間正午現在は108.88レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米国でナスダック総合指数が大きく値を崩したことに加え、国内の新型コロナウイルス感染拡大による景気への悪影響懸念から大幅に値を下げて、812円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、特段のイベントもなく手掛かり難の中、雇用統計後も上昇を続けた米長期金利が、やや低下傾向を見せたことでドル円は欧州序盤の109.06高値から米国時間にかけ反落。108円台後半で方向感をなくしました。

テクニカルにはドル円は一目均衡表の「雲」の中で、下は108.68レベルの21日移動平均線がサポート、上は109.02に揃った転換線と基準線に頭を抑えられ、動きづらい形状となっています。

一方で日経平均の午前の下げ幅は約二か月ぶりの大きさ。本来もう少しリスク回避で円高に振れてもよさそうな状況でもあり、午後日経平均が下げ幅を広げると、円高方向の圧力がかかりやすくなると思われ、株価動向に注目です。

ドル円108円台後半で方向感に欠ける動き

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