ドル円:7月12日のファンダメンタル分析
経済成長率の見通し0.9%に下方修正
週明けの株式市場は、前週末雇用統計後のNY株が大幅高となったこと、週末の参院選で与党が勝ったことによる経済政策期待から大幅高の動きとなりました。前場は株価をよそに動意薄だった為替市場も徐々に円安方向へと動き、これまで上値の重たかった101円台半ばを上抜けると、株価と足並みを揃え円安が進行することとなりました。
ドル円:7月12日のテクニカル分析
103台が視界に
ドル円は、100円台前半から102円台後半まで選挙後の株高はあるものの、それ以外の材料が材料が無い中で思った以上に円安が進んだ印象です。長期円高トレンドにまでは変化は無いものの、平均足が陽転してきたことで短期的には押し目買いを考える向きが増えてきそうです。ただ、これまでも103円台では実需筋を中心にドル売りオーダーが見えていましたので、今回もNY高値圏から上の水準ではまだまだ売りたい向きが残っているものと考えられます。短期的に大きく上げてきたこともあって、本日は調整が先行しやすいと考えます。102.85レベルをレジスタンスに、102.10レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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