ドル円急伸、バイデン次期大統領のコロナパッケージ2兆ドル規模報道で (1/14午前)

14日午前の東京市場でドル円は横ばい後に急伸。

ドル円急伸、バイデン次期大統領のコロナパッケージ2兆ドル規模報道で (1/14午前)

ドル円急伸、バイデン次期大統領のコロナパッケージ2兆ドル規模報道で

14日午前の東京市場でドル円は横ばい後に急伸。昨日から材料難で方向感を失っていたドル円は、朝方103.87レベルで取引が始まった後103.79-94の狭いレンジで取引されていました。しかし、その後CNNが本日発表される予定のバイデン次期大統領のコロナ救済パッケージの規模が2兆ドル規模に上る見込みと報じると米長期金利が急上昇。1.07台に低下していた米10年物国債利回りは1.11台に急激に戻す動きとなり、ドル円もこれにつれて103.85レベルから一時104.20まで急伸しました。東京時間正午現在は104.03レベルで取引されています。

日経平均は続伸。今朝方発表された11月の本邦コア機械受注が予想外に前月比プラスになり、基調判断も「持ち直しの動きが見られる」に上方修正されたことを受け、電機、機械関連等の株に買いが入り、392円高で午前の取引を終了しています。

テクニカルにはドル円は先週末来、21日移動平均線の上、一目均衡表の「雲」の下の位置で横ばい推移が続いています。金利相場が続いており、ドル円は基本米長期金利の動向次第。
バイデン次期大統領は現地時間の今夜デラウエア州でパッケージの詳細を発表する予定ですが、内容確認後に再び10年物米国債利回りが1.15%を超えていくようであれば、ドル円が104.32-65レンジの一目均衡表の「雲」やその中にある104.49レベルの90日移動平均線を上抜けて反転基調を明確にする可能性も否定できません。

ドル円急伸、バイデン次期大統領のコロナパッケージ2兆ドル規模報道で

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