米重要指標とECB定例理事会(週報2016年5月第五週)

ユーロドルは

米重要指標とECB定例理事会(週報2016年5月第五週)

ユーロ・ドル:5月23日からの先週

23日は、前週末の引けの1.1217で始まり、先ずはやや下押しして1.1187をつけました。これが23日の安値になりました。その後、終日じりじりと下降を続け、NY 時間に、23日の高値1.1243を付け、その後はそのまま横ばいで1.1219で引けました。

24日は、23日とは反対に、前日引けの1.1219で始まり、先ずはやや上戻しして1.1227をつけました。これが24日の高値になりました。その後、終日じりじりと下降を続け、NY 時間に、24日の安値1.1132を付け、その後はそのまま横ばいで1.1141で引けました。

25日は、前日引けの1.1140で始まり、1.1140へ下押し、1.1150まで上戻し、東京時間はじりじりと下降を続け、25日の安値1.1128をつけました。その後一転ユーロ買いになり1.1160まで上戻しし、やや上戻して1.1154で引けました。

26日は、前日引けの1.1156で始まり、先ずはやや下押しして1.1148をつけました。これが26日の安値になりました。その後、一気に26日の高値1.1216まで上戻ししました。その後、ユーロ売りになり、1.1150まで下押ししたあと、一転ユーロ買いになり1.1210まで上戻ししました。その後はそのまま横ばいで1.1193で引けました。

27日は、前日引けの1.1193で始まり、先ずは1.1110まで下降し、その後じりじりと上昇を続け27日の高値1.1200まで上戻ししました。その後じりじりと下降を続け、NY 時間に、27日安値の1.1110をつけました。、その後はそのまま横ばいで1.1113で引けました。

ユーロ・ドル:5月30日からの今週

ポイント: 2日のECB定例理事会が焦点です。


CME通貨先物ポジション状況 5月24日時点
   (5月24日) (5月17日)(5月10日)
円      22059    58919    59047   
ユーロ   ▲37895    ▲22587   ▲21872   

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで5月24日付けのネットのユーロの売り持ち高は前週から大きく増加。
因みに、過去最高買い持ち高は、07年5/15 +119,538、  過去最高の売り持ち高は、10年2/9 -57,152

2日のECB定例理事会に要注意です。
市場は据え置きと織り込んでいます。
先の伊勢志摩サミットからすれば、次の出番は政府の財政出動であって、
各国の中央銀行ではなく、金融政策の限界も問われています。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
5月23日の 1.1187 〜 1.1243
5月24日の 1.1132 〜 1.1227
5月25日の 1.1128 〜 1.1167
5月26日の 1.1148 〜 1.1216
5月27日の 1.1110 〜 1.1200

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
基準線が    1.1372で 横ばい
先行スパン2が 1.1305で 上昇
転換線が    1.1239で 下降
遅行スパン  1.1155で 下降
先行スパン1が 1.1144で 横ばい
実勢値     1.1113 27日引け

今のチャートは非常に興味深い状況です。
5月3日以降の流れの中で、
実勢値は、基準線と転換線を下抜いてきて
今、今度は先行スパン1と2を下抜きにかかっているのです。
ドル円の場合も同様にあるので
今後足元のドルの動きに注意です。

予想レンジは、1.1050~1.1300 と見ます。

オーダー/ポジション状況

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