ユーロ・ドル:5月9日からの先週
9日は、前週末の引けの1.1402からややギャップダウンの1.1396で始まり、先ずやや上戻ししし9日の高値の1.1420をつけました。その後、終日じりじりと下降を続け、9日安値の1.1374まで下落、その後はそのまま横ばいでやや下押しして1.1381で引けました。
10日は、前日引けの1.1382で始まり、9日と同様に、先ずやや上戻しし10日の高値の1.1410をつけました。その後、終日じりじりと下落を続け、10日安値の1.1358まで下落、その後はそのまま横ばいでやや下押しして1.1372で引けました。
11日は、前日引けの1.1371で始まり、今度は9日、10日とは反対に、先ずやや下押しして11日の安値の1.1367をつけました。その後、終日じりじりと上昇を続け、11日高値の1.1446まで上昇、その後はそのまま横ばいでやや下押しして1.1426で引けました。
12日は、前日引けの1.1425で始まり、先ずやや上戻しし12日の高値の1.1420をつけました。その後、じりじりと下降を続け、12日安値の1.1369まで下落、一転ユーロ買いになり1.1410まで上戻して、1.1380まで押しして、再度1.1400まで上戻し、その後はそのまま横ばいでやや下押しして1.1375で引けました。
13日は、前日引けの1.1375で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、13日の高値1.1379まで上戻ししました。その後は欧州時間に入り、一連の経済指標が良く一転ユーロ売りになり13日安値の1.1282まで一気に下落するも、NY 時間に、高官発言でドルが売られ、1.1307まで上伸しました。そのまま横ばいで引けました。
ユーロ・ドル:5月16日からの今週
CME通貨先物ポジション状況 5月3日時点
(5月10日)(5月3日)(4月26日)
円 59047 61521 66498
ユーロ ▲21872 ▲23619 ▲39667
シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで5月3日付けのネットのユーロの売り持ち高は前週からさらに減少。
因みに、過去最高買い持ち高は、07年5/15 +119,538、 過去最高の売り持ち高は、10年2/9 -57,152
ユーロ自身に、足元での材料があまりない中、
ユーロドルの展望にも、はっきりとした方向感が見えません。
テクニカルで見てみたいと思います。
先週は狭いレンジの中を方向を模索、
5月 9日の 1.1374 〜 1.1420
5月10日の 1.1358 〜 1.1410
5月11日の 1.1367 〜 1.1446
5月12日の 1.1369 〜 1.1429
5月13日の 1.1282 〜 1.1379
テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
転換線が 1.1487で 下降
基準線が 1.1416で 横ばい
遅行スパン 1.1314で 下降
実勢値 1.1307 13日引け
先行スパン1が 1.1213で 上昇
先行スパン2が 1.1124で 上昇
5月3日以降の流れの中で、
上値から、基準線と転換線が水準を下げて来ていて
下値は先行スパン1と2が、水準を上げてきています
実勢値はその間を
基準線と転換線の下を、これらの下げにげに沿うように
下げています
数日中に上昇っしてくる先行スパン1と2に突入する訳で
基本は、ドルの動きが足元の動きに大きく影響するのですが
ユーロドルの変化に注目です。
予想レンジは、1.250~1.1450 と見ます。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.04.24
ドル円 155円に急接近、円買い介入の行方は如何に(4/24夕)
東京市場はドルが小幅に続伸。連日の高値更新で、155円まであと数ポイントへと接近する局面も。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.24
東京市場のドルは154円90銭台での攻防、高値こう着想定だが一気に156円台まで走る可能性も(23/4/24)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、こう着感の強い地合いながら、一時154円91銭まで買われる場面が見られた。
-
日本円(JPY)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.24
日銀会合のポイント:物価見通し引き上げは想定線、植田日銀総裁も口先介入を明確に行うか注目(4/24)
今会合は、3月にマイナス金利の解除を実施してから最初の会合となる。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。