オーストラリア 5月失業率結果(19/6/13)

5月の豪州失業率は、就業者数が予想を上回り、失業率は予想より0.1%悪化しました。

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オーストラリア 5月失業率結果(19/6/13)

オーストラリア 5月失業率結果(19/6/13)

オーストラリア 5月失業率結果(19/6/13)

5月の豪州失業率は、就業者数が予想を上回り、失業率は予想より0.1%悪化しました。

オーストラリア 5月失業率結果(19/6/13)  2枚目の画像

5月の就業者数は前月より4.23万人増で、予想(1.6万人増)を上回りました。4月は前回+2.84万人⇒+4.31万人に上方修正されており、この分を加味すると今回は実質+5.67万人となり、エコノミストの予想レンジ上限を上回りました。内容的にも、フルタイムは微増、パートタイムも増加しているので、良かったと思います。

オーストラリア 5月失業率結果(19/6/13)  3枚目の画像

4月の失業者は2,400人減少しました。内訳はフルタイム希望が100人減(4月は6,300人減)となりました。失業率は5月も前月に続き5.2%で横這いとなり、予想よりは悪化していますが、ここ数年求職者がかなり増加していることで、失業率が悪くなっています。すなわち雇用の拡大が続き、今まで求職すらしない人が増えていることになります。内容的にかなりの好数値といえます。また労働参加率は0.1%改善し66.0%となっています。
月間全労働時間は590万時間減少(4月は250万時間増)し、17億7500万時間となりました。また、前回4月の総時間は17億8850万時間でしたので、5月分は実質1,350万時間の減少となり、個人消費にはかなり悪い数値になりました。

オーストラリア 5月失業率結果(19/6/13)  4枚目の画像

失業率は上図となり、赤い線(5%)を越えたままになっています。

豪ドル米ドル相場は、発表前に0.6925〜30米ドル付近で推移していましたが、失業率悪化で0.6912まで約18ピップス程度豪ドルが緩んでいます。既に0.6950米ドルのサポートを切れていましたので、次のサポートであった0.6910〜20、0.6880〜90米ドルの前者サポートまで来ています。これを切れると短期的なダブルボトムの0.6860米ドル狙いになりそうです。
上値は0.6960米ドルを回復することが重要で、ここを越えても強い抵抗線0.7000〜10米ドルがあります。
現在も豪ドル安トレンドが継続しており、戻りが弱い状態に入っています。但し、今日の雇用統計は内容的には悪くなく、売り込める材料ではないと思います。(1豪ドル=0.6910米ドル、2019年6月13日12時30分現在)
 (以上)

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