A$シカゴポジション(2016年12月20日現在)

豪ドルはネット・ロングポジションを9,500枚程度減らしました。ロングを2,000枚減らし、ショートを7,500枚増やしています。

A$シカゴポジション(2016年12月20日現在)

A$シカゴポジション(2016年12月20日現在)

主要通貨ポジション(単位:枚)
(2016年12月20日現在の数値)

主要通貨ポジション(単位:枚) (2016年12月20日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。

通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

ポジションはスクエアに

豪ドルはネット・ロングポジションを9,500枚程度減らしました。ロングを2,000枚減らし、ショートを7,500枚増やしています。これでほとんどポジションはスクエアになりました。豪ドルはシカゴ締日の20日以降も売られているので、場合によっては豪ドルショートに切り替えているかもしれません。但し、他通貨で米ドルロングを大きく増やしているので、ポジションの傾きから勘案すると、この水準からの豪ドル売りは一度様子見した方が良いかもしれません。下図(1)をご覧頂いて、今年の5月の様な豪ドルロングの調整に留まるか、昨年末の様に豪ドルショート方向で攻めるか現在は分岐点にいます。

豪ドル/米ドルの相場ですが、先週書いた0.7140〜50米ドルのサポートまで下押しし、現在は40〜50ポイント戻している状態になっています。この水準を切ると豪ドルは一段の下落リスク高まり、次は0.7020〜30米ドル、0.6900米ドルを狙う構えに入ります。この場合はドル全面高が続き、シカゴポジション自体も更に米ドルロングに積み上げることになります。これまで他通貨のドル買いが、対米ドルでの豪ドルロングを減らしてきましたが、ここからは豪ドルが他通貨の米ドル買いを引っ張るか注目されます。上値は0.7320〜30米ドルに抵抗線あり、この水準以上に戻さないと豪ドルの下落リスクを残したままです。(1豪ドル=0.7192米ドル、12月26日14時35分現在)

A$シカゴポジション(2016年12月20日現在)

(ご参考)これまでの54回掲載分をチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。

オーダー/ポジション状況

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