ドル円、正午過ぎに134円台回復へ
12日午前の東京市場でドル円はしっかり。朝方133.66レベルで取引の始まったドル円は、8時台に133.55まで下げたところで下げ止まり、その後は133.93まで値を切り上げました。今晩の米CPIの発表を控え午前の値幅は40銭余りとにとどまっているものの、ここまでは堅調に動いています。東京時間正午時点では133.88レベルで推移、正午にかけて強含みとなり正午過ぎに一時3月15日以来となる134円台の大台を回復しています。
日経平均株価は4日続伸。朝方、円安の流れを受けて買いが先行。昨日の米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏の日本株に対する前向きな発言も引き続き支援材料となり、大手商社株などに買いが集まりました。一時191円高まで上げ幅を広げた後、173円高で午前の取引を終えています。
昨晩海外市場では、ドル円が下落から持ち直す展開。ドル高円安に対する反動や米金利低下などが重石となり、一時133円を割る場面もありましたが、その後は米当局者のタカ派的発言や、133円を割ったところでの買戻しなどから133.80まで反発。133.66レベルで東京時間につないでいます。
本日この後は、日本時間21:30に発表される米3月CPIに市場の関心が集まっています。
ドル円日足
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