指標前の様子見、円横ばい株反落(2016年10月7日)

前日まででドル円は8日連続で上昇し、海外市場で一時104.17をつけました。

指標前の様子見、円横ばい株反落(2016年10月7日)

雇用統計前に様子見気分強く、円横ばい株反落

前日まででドル円は8日連続で上昇し、海外市場で一時104.17をつけました。
しかし今日の東京市場では、リスク・オンの基調に変化は感じられない中、本日21:30の雇用統計の発表と本邦の三連休を控え、ポジション調整主体の方向感に欠ける展開となりました。ドル円は104円を試すも、届かず103.99までで、103円台後半のレンジで横ばい、日経平均は5日ぶりに反落とはなりましたが、下落幅は39円とこちらもほぼ横ばいで推移しました。

尚、今朝方8時過ぎに主要通貨の中でポンドだけが急落するという椿事がありました。
ポンド円では131円近辺から一時121.61まで10円近い変動が二分ほどの間に起こり、その後10分ほどで128円台に戻すという値動きの荒さでした。他の通貨ペアに目立った変動は無く、また、ここまで影響力のあるニュース等の配信も見られないことから、ご発注の可能性も指摘されています。

今晩の雇用統計、最も注目の集まる非農業部門雇用者数の市場予想は平均的な17万2千人の増加、一部FRB関係者からはすでに完全雇用に近い水準に達している現状を踏まえ10万人程度の増加でも労働市場拡大の証拠になるとの見方が示されているため、その程度の水準ではドル円も、株価も大崩れは無いとの見方がある一方、発表後最近では記録的な上昇継続を続けたドル円や株価にセル・オン・ファクトの調整が入る可能性も否定できず、波乱含みです。
また、今晩は雇用統計の発表後もフィッシャーFRB副議長をはじめとする複数の連銀関係者の発言も予定されていて気が抜けない状況です。

序盤の欧州株価指数先物は「予期せぬポンド安」の恩恵で上昇している英国FTSE100を除いては雇用統計前の調整売りが先行しています。

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