豪州8月小売売上高結果(2016年10月6日)

8月小売売上高実績  前月比+0.4%(予想+0.2%)   尚、7月は0.0%で変わらずとなり、改訂されていません。

豪州8月小売売上高結果(2016年10月6日)

オーストラリア 8月小売売上高結果 (10月5日公表)

8月小売売上高実績  前月比+0.4%(予想+0.2%)
  尚、7月は0.0%で変わらずとなり、改訂されていません。

上昇に貢献した小売分野は@レストランや持ち帰り用レストラン(+0.7%)、A衣服やアクセサリー(+0.5%)、B食品(+0.2%)などで、一方減少はC百貨店(▼0.7%)、D住宅関連用品(▼0.3%)になっています。トレンドとしては若干上向きになっていますが、まだ2015年と比べて伸び率が減少しています。


オーストラリア 8月小売売上高結果
(10月5日公表)

           小売売上高(前月比伸びと6ヶ月移動平均、緑の線はゼロ)

さて、相場は小売売上高や貿易収支がほぼ予想通りの数値となり、発表時点での相場への影響は少なくなっています。むしろ、ここ1両日の米金利高により、豪ドル/米ドルでは若干ながら米ドル強含みとなっています。それでもまだ31日移動平均線の1豪ドル=0.7590米ドル・サポートが維持されており、0.7590〜0.7730レンジでの推移が続いています。このラインを確りと切ってくれば、豪ドル上昇トレンドラインの下限レンジ0.7440〜0.7590に移行する可能性が高まります。
従いまして、明日の米雇用統計が予想を上回る数値になれば、米豪の金利差縮小の思惑から米ドル買い豪ドル売りの流れに入る可能性が高まります。
(10月6日14:30、1豪ドル=0.7603米ドル)

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